今後、旅の日記を書くために用意したブログ

今後、旅の日記を書くために用意したブログです。今のところ旅に出る予定は無いので、旅の日記以外のことばかり書いています。

本を同時並行で読む病気が治らない

本を同時並行で読む病気が治らない。本を数冊自分のお金で買える余裕があることや、小説はあまり無いが難しい本や少しお固い一般書的な本は図書館で借りたい放題なこともあり、本の供給がガバガバなのかもしれない。僕はずっと大学に入ってからいきなり本を読み始めたと思っていて、実際読んでいるペースとしてはそれまで、特に浪人していた1年(年5冊程度?)と比べて、かなり速いものがあるとは思うが、最近は本当にそうなのかという気もしている。高校生の時は授業に集中せず、また家でも電子辞書に入っている青空文庫を結構読んでいた気がする。太宰治は高一の時に『人間失格』が教室の本棚に入っていたのを2回くらい読んでから電子辞書でも他の作品を結構読んでいたし、その他は名前は忘れたが井伏鱒二の割と有名な作品や、『ガリバー旅行記』とかも電子辞書で読んでいた気がする。

本を同時並行で読む病気が治らない。

他の人はどんな風に本を読んでいるのだろうか。この前、同窓会の帰りに小中からの友達と、中学の時に部活からの帰り道で溜まってお喋りしていたように溜まってお喋りしていた時に聞いた感じでは、少なくともその友達は本をそんな風には読んでいないという。面白そうだと思った本でも実際に読み始めてみるまでは面白いかどうかは分からない。自分で買った本ではなしに、それが図書館で借りた本だったりすると別に最後まで読みきる自分に対しての義務性みたいなものは無いわけで、途中で読むのをやめてしまう。内容が理解できず早々に諦めてしまう場合はその本は近い未来に再び読まれるということはないが、同じ途中で読むのをやめるといっても半分くらいまで読んでその内容自体の面白くなさというより継続してその本を読む集中力が切れてしまって楽しめないから読むのをやめるという場合もある。そんな時は、他のまだ読んでいない面白そうな本を読み始めたりするのである。こんなことを繰り返しつつ、例えばその前に一度読むのを中断した本があり、別の本を読んでいる間にその本に対するモチベーションが上がってきた場合などは、その本をもう一度途中から読み始めたりする。こんなことを繰り返しているので読み終わる本がないということにはならないが、同時に本を(半分積ん読状態で)5冊くらい常に読んでいる状態になってしまうのである。今僕は若林正恭の『ナナメの夕暮れ』を読んでいて、本の帯に西加奈子さんのコメントが入っているが、本を買ったのは12月でその時には最初の数十ページだけ読み放置していた。買った時には西加奈子さんを知らなかったので帯を見たかもしれないが何も覚えていないのだが、その後1月の初めからYoutubeで「真夜中のニャーゴ」のアーカイブを聴き始め、その中でちょくちょく加藤千恵さんが西加奈子さんの話をするのでそこで西加奈子さんを名前は聞いたことがある状態になり、こないだ『ポルシェ太郎』を読み終わってから次に読む本が見つからなかったところに、さっき西加奈子さんが帯にコメントを書いているこの本があったので少し再び読み始めたというところです。

 

本を同時並行で読む病気が治らない。