9月某日、滋賀県の伊吹山に大阪から日帰りで行ってきたので、そのことを書きます。
快速で米原駅に7時39分着。車中は座れました。京都〜草津間が一番混んでいた印象。駅でトイレを済ませコンビニでおにぎりを2つ買いました。
8時03分発の電車で近江長岡駅を目指します。米原から2駅です。
近江長岡駅はJR東海の管轄なので、JR西日本の駅からPiTaPaなどで入ると出れません。私も駅員の人に精算してもらいましたが...
改札の外にトイレがあります。駅舎内にはベンチと自販機があります。バスは写真と反対方向、駅舎から出て左に曲がり徒歩10秒です。
バスは8時45分発です。発車する前に、運転席横の料金投入口で両替が出来るので、そこで370円ぴったり用意しておくと降りる時にスムーズです。乗車券を取って後ろのドアから乗り込みます。座れました。バスは20人ほど乗っていた印象。みんな登山格好です。9時01分に伊吹登山口(終点)に着きましたが、その1つ手前のバス停(伊吹小学校前)で前の方に立っていた3人ほどが降りていきました。玄人感。
バス停降りて階段を上がるとトイレがあります。登山口を示す表示があるので入り口は迷わないと思います。帰る時に気づきましたが、ここは神社の境内のようです。登山口で入山料300円と、登山届け(簡易)を箱に入れて、登山開始です。
登山口の標高は210mで、約200m(高さ方向)グネグネと曲がる森の中を進むと1合目(415m)です。
写真中央左の屋根の下で10分弱休憩し、そこから少し上がるとトイレがあります。トイレは、登山口、1合目、3合目、山頂にあります。結構整備されている方だと思います。冬はスキー場になるそうです。
米原市のホームページによると、メハジキだと思います。
9時58分に2合目(580m)に着きました。10分ほど休憩しました。木陰とベンチがあります。
琵琶湖が見えます。この日はよく晴れていました。1合目から2合目は日陰なしです。
2合目から3合目は、最初はやや日陰ですが、日陰がない部分も多いです。長袖を肘までまくっていたので、次の日も日焼けが少し痛みました。なんとも健康的な健康被害です。
写真左奥に見える建物はトイレです。休憩用の屋根のついた建物も別にあり、壁に植物の写真が貼ってありました。また、どこかにここから先は山頂までトイレがない旨が書いてありました。
3合目の直前には柵で囲われて自由に入れる植物園(大袈裟な表現)みたいなのがありました。入りませんでしたが...
4合目まではほとんど平地です。4合目の表示から先は、やや木に覆われて日陰があります。
5合目です。自販機があります。自販機の影は日陰なので休憩ができます。また、コロナが無ければ営業していたかもしれない店がありました。何の店かは分かりませんが...
5合目からも見えていた小屋に着きました。緊急避難小屋かと思います。5.5合目くらいの場所にあります。日陰なので休憩できます。このあたりから、同伴者が寝不足で足を攣って歩行速度遅めになりましたが、山頂の稜線には予定通り登山開始から4時間で着けました。
ひたすら日陰のない石がゴロゴロした道を右へ左へと登っていきます。石が多いのは帰りのほうが意識させられました。暑かったですが、風は吹いており秋の陽気です。絶景なのが救いです。
写真では伝わらないかもしれませんが、絶景です。
13時に稜線につきました。登り始めが9時なので、地図タイム通りです。みんな健康なら無理なくこれより速く登れると思います。また、この日は平日でしたが、学生から社会人からaged personの方まで人口はとても多いように感じました。そんな話を稜線で休憩している人としました。
13時10分に登頂です。1377m、伊吹山地の最高峰です。
山頂の近くまで車で来れるらしく、人は多いです。
2合目付近で既に下山してきているグループがあったので、山頂で宿泊が恐らく出来るようです。私も山頂でソフトクリームを頂きました。(500円、ソフトクリームを買っているのか山頂でソフトクリームを食べるという経験を買っているのか...)
ベンチと机があるのでそこで調理ができます。食事を摂りながら、麓に住んでいるというaged personの女性2人と、同じく大阪から来たという玉ねぎをまな板で切っていたらしい社会人風の男性の方と会話を楽しみました。
トイレを済ませ、14時15分ごろに下山開始です。
元来た道を戻るだけで特に新しい要素はないので、割愛します。
16時49分に、伊吹登山口バス停からのバスに乗り帰宅の途につきます。
途中、我々よりも先に下山していた人が、ジョイ伊吹というところで着替えて乗車してきたので、シャワーなどが利用できるのかもしれません。今後の研究としたいと思います。
電車が3分遅れていたおかげで近江長浜駅でちょうど乗ることができ、30分早く帰ることができました。交通費が若干高いのはネックですが、それ以外は非常に満足感の高い山でした。大阪からも十分日帰りで山行ができる山だと思います。(装備や計画をしっかりしなくても良いということではない)
今回は、登山をあまりしない人によく聞かれる質問「登山中は何を考えているのか?」について意識しながら山行しました。結果としては、次に足を置く場所のこと(特に下山時)や計画との時間のペース配分の誤差(特に先頭を歩く人)その結果としての休憩の時間や間隔(特にリーダー)、次に来るときはこうしようなどの未来や仮定のことを考えていることが分かりました。
今回の報告はこの辺にしときます。