今後、旅の日記を書くために用意したブログ

今後、旅の日記を書くために用意したブログです。今のところ旅に出る予定は無いので、旅の日記以外のことばかり書いています。

2024年のビットコイン投資方針

2023年は対USD、対JPYともにBTC価格は約2.5〜3倍の単調増加であった。2024年も変わらず、Buy and Holdを貫いていく。(BTCのBuy and Holdにはかなりの「信念」が必要だと思う。)
一方で、当たるも八卦当たらぬも八卦、の占いを年初にやっておくのも悪くないと思ったので、読者の皆様に認識を開示しておきたい。私が将来、振り返ることを兼ねている。
結論からいうと、私の予想は、BTC/USDのATH更新は、多くの人が予想するように、2025年にもつれ込むのではないかというものだ。それでは、巷の半減期論と何も結論が変わらないが、もう少し考えた上での結論である。なお、認識とは時々刻々変化するものであることはお忘れ無く。
一応、過去のピークの頂点を見ておくと、前回が、2021年の11月ごろ、その前は2021年の春先である。この2つは纏めて良いだろう。その前が、2017年の12月であった。半減期論とは、BTCの半減期が4年に一度であることを踏まえ、新規供給量の減少がBTCの希少性の上昇につながることから、BTC価格の高騰と関係するという主張である。
これまでの半減期は、2016年7月、2020年5月だったらしい。次回は、2024年4月頃と予想されているらしい。いずれも、半減期の1年後くらいに、ATHになっていることから、次のATHは2025年という予想が一般的である。
それでは、ここからは私がATHが2025年にもつれ込むのではないかと予想する理由を述べていく。
2024年は名目金利が下がりそうだ。インフレ率が据え置きの場合、実質金利も下がることになる。これは金価格に対して肯定材料である。BTCの性質がゴールドと似ていることを踏まえると、BTC価格の推移予想にゴールド価格の予想を参照することにはそれなりの合理性があると思える。
一方、2024年または2025年は、FRBの金融引き締めの効果がそろそろ現れて、株式市場と実体経済にそろそろダメージが入るのではないかと予想されている。その場合、金価格は、リーマンショックの時にそうであったように、一時的に下落することになる。BTC価格が金価格に連動するなら、BTC価格も下がるだろう。
カニズムは、以下の通りである。すなわち、金融危機が起きると期待インフレ率が下がる。すると、実質金利が上がる(実質金利=名目金利-期待インフレ率)。実質金利の上昇は、金価格にたいして不利であるから、金価格が下がる。
すなわち、2024年は、名目金利減少と、株式市場崩壊による期待インフレ率の減少という二者の要素のせめぎ合いになる。これは、金価格に対しては、それぞれ上昇要因と下降要因である。よって、2024年の金価格は、単調的な振る舞いを見せないだろうし、BTC価格が金価格に連動するとすれば、BTC価格もまた、単調な振る舞いを見せないのではないか。レンジ相場である。
では、その後はどうか。株式市場が崩壊すると、FRBは金融緩和を強めざるを得ないだろう。すなわち、名目金利の低下である。それが意味するところは、インフレの亢進であり、期待インフレ率の上昇である。これらはいずれも、実質金利の低下要因となる。金価格またはBTC価格は、上昇するだろう。こういうことは皆、2025年に起こるのではないか。
一方で私は、みなさんにはBTCを持つことを勧めない。将来的には、BTCを持つことは犯罪になるだろうからだ。詳しくは、以下の記事をお読みいただきたい。
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