今後、旅の日記を書くために用意したブログ

今後、旅の日記を書くために用意したブログです。今のところ旅に出る予定は無いので、旅の日記以外のことばかり書いています。

(ヒメウスユキソウの写真)

ある場の条件によって集められた人々の、その場の解散をもって終了してしまう人間関係は、場で本質的な活動が行われるならば、とても儚く美しい。一期一会という言葉は本質を突いています。

僕はある授業で長野県にある木曽駒ヶ岳での高山植物の観察実習に参加しました。木曽駒ヶ岳中央アルプスで最も高い山です。
日陰の殆どない炎天下で3時間。僕は同じ境遇の人と会話をし、初期の共認機能の形成を実感しました。靴は同じでもあり、違ってもいました。GDPはGross Domestic Productなのに何故、国内総生産であって総国内生産ではないのか。修飾は先に来るほど主観的と言われていますが、同様の境遇にある言葉は見つかりませんでした。僕は席を譲り、輸送されました。カブトムシやクワガタムシは全てメスだった気がします。「縞々色のコオロギ」と戦い教授がやってきました。ドップラー効果は去っていきました…

木曽駒ヶ岳はとっても狡い山です。中央アルプス最高峰を名乗りながら、"2612m"までは"文明"が露骨に及んでいます。僕はずっと教授のすぐ後ろを歩きました。チシマギキョウは其の時に千畳敷カールに咲いていた凡ゆる中で最も可憐で愛おしい花であると思います。高山植物は美しい
雲海。千畳敷カールからは雲こそありましたが最も高い山がありました。"スゲ"は虐げられていました。ミヤマキンポウゲシナノキンバイは見分けられねばなりません。初めて、半寄生植物を知り、トリカブトを見ました。弟を切るのは良くないです。
剣岳は高いです。植物はたくましく生きています。ヒメウスユキソウは世界で最も小さいEdelweißと聞きましたが、Wikipediaは修正されるべきです。長野県のレッドデータブックではかつてはⅠA類に指定されてあったのかもしれませんが、2014年以降はⅠB類です。准教授は越境していました。コマクサはあまりありませんでした。
ペットボトルを出して入れ、二千九百数十米。ある人は遅れました。接続は不安定でした。僕はずっと教授のすぐ後ろを歩きました。中岳は何米かは知りませんが高いです。下りは楽でした。ある人は死闘説を批判し"カール"を理解しようとしていました。クロユリは見つかりませんでした
植物図鑑は行動中というよりもむしろ平時において役に立つものです。急激な気圧変化に身体の順応が追いつかず低山病になりました。天気はどうぶつの森でした。ノックはなく、ノックは3分前でした。僕たちは"山火事"を目撃しました。籠城し派遣されました。アユは食べられず、スイカは食べられました。スイカは黄色く、青年がやってきました。思考は中断され来し方行く末は同じでした。辺りは暗く、マンホールには穴が開いていました。ジンギスカンは反復横跳びをしていました。彼は照らしました。

木は様々で、キシリトールがありました。僕はクロモジを気体として吸っていました。人々は鹿になり、シラカバを破壊しました。私たちは専門家を知らないだけだと思います。人は徐々に減り、そこには哀愁が漂っていました


駒ヶ根駅に行きました。駅前にコンビニはなく、スーパーは営業していました。上り坂のバリケード商店街のシャッターは半分閉まっていました。場によって集められ、姓名も背景も知らず会話をした二度と会わないかもしれない多くの人々との接触によって生はより豊かになるものと僕は思います。ありがとうございました